武田鉄工所の目指す循環型環境保全技術


 酪農と並び大豆、小豆、じゃがいも、甜菜(ビート)など日本の畑作の代表的な中心地十勝では大量の農業廃棄物が排出されます。 これまでのバイオマスバーナーでは、これらは難燃性の灰分・クリンカ(半溶解状態で焼き固まった塊)の扱いが困難でした。当社では、地元十勝で大量に発生する農業廃棄物を燃料として利用する独自技術を開発しました。

 廃棄物系バイオマス燃料は灰分が多く発熱量が小さいという特徴があり、従来のバ イオマスバーナでの燃焼は困難でした。回転炉により旋回流燃焼を実現する独自の回転炉動作制御と送風技術の開発により、クリーンで安定的な燃焼が可能となりました。炉内にクリンカが付着することもなく灰とともに自動排出され、小型ユニッ ト化にも成功しました。この技術を利用し、農業用ハウスへの温風供給などエネ ルギーの地産地消のほか、循環型環境保全のための多様化を目指しています。


平成30年3月経済産業省中小企業庁「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定されました。

平成30年10月北海道「新技術・新製品開発賞」ものづくり部門大賞を受賞しました。

平成30年12月経済産業省「地域未来牽引企業」に認定されました。

平成31年1月経済産業省北海道経済産業局「北国の省エネ・新エネ大賞」優秀賞を受賞しました。

  平成30年3月26日、経済産業省中小企業庁が認定する「はばたく中小企業・小規模事業者300社」の一社に当社が選定されました。「生産性向上」「需要獲得」「担い手確保」の3部門中、「需要獲得」部門での受賞となりました。

 平成30年10月12日、北海道が主催する「北海道新技術・新製品開発賞」のものづくり部門で大賞を受賞しました。

 弊社の大型機械メンテナンスを主体とする長年の安定した経営実績に加え、農業廃棄物を対象としたバイオマスバーナーの新規事業展開への挑戦が評価されたものと考えます。これまで、このバイオマスバーナー事業を応援していただいた方々に感謝するとともに、益々の発展に向け尽力していく所存です。


当社が提案する環境調和型熱供給システムのポイント


農業廃棄物の燃焼灰は

肥料の原材料として利用


 農業廃棄物を燃焼させると灰以外にクリンカと呼ばれる石灰石、珪酸原料、酸化鉄原料を含む塊ができます。当社のバイオマスバーナーは炉内のクリンカ付着なく、自動的に排出する機能を備えています。これにより、融雪炭、土壌改良剤、肥料など灰・クリンカの付加価値利用を可能としました。

農業廃棄物に特化した

高熱量バイオマスバーナー


 農業廃棄物系のバイオマス燃料は、灰分が多く、発熱量が小さいため、従来のやり方では燃焼が困難でした。当社が開発したバイオマスバーナーは、燃焼の立ち上がり安定性と燃焼時に発生する灰・クリンカ処理に着目した独自の回転炉燃焼技術で安定した燃焼を実現しました。

厄介な農業廃棄物を

燃料として活用


 農産物収穫後の農業廃棄物の処理は非常に厄介な問題です。酪農用の敷き藁など、一部では循環型の有効活用もなされていますが、用途が限られています。当社バイオマスバーナーは、様々な残渣物を燃料として利用できる農業廃棄物の専用バーナーです。循環型環境保全に役立つ大きな味方です。



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TAKEDA バイオマスバーナーのパンフレット
当社が開発した独自の回転炉燃焼制御により、手間のかかる灰処理の大幅な削減を実現しました。農業廃棄物の利用で燃料コストはゼロ、焼却後に自動排出される灰やクリンカは肥料、融雪剤、土壌改良剤として活用できます。
 バイオマスバーナーで作りだした熱エネルギーは、農業関連施設で熱利用するほか、将来的には熱電熱発電への利用も見込まれます。
VER13パンフSBU02.pdf
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